オネエ社長に溺愛されています
「…み…胡桃」

目が覚めた

目の前にイケメンが…

一年前にも同じ事があった

「胡桃はいつも寝てるよな⁇」

髪を拭きながら社長は私の隣に座った

「だって〜気持ちいいからですよ
どっかで安心してるのかも」

そうだ…そうかもしれない
社長とは…最初から何か感じてた
先輩とは違う何か…わからないけど

「胡桃⁇」

「桐谷さんから聞きました社長の事
少しですけどね」

「あいつ!」

「ひどいですよね〜社長の個人的権限で
秘書室に配属して」

「ひどいなあ…俺って。
自分でもそう思うよ
でも…そんなに嫌なのか⁇秘書室は…
それとも俺が嫌なのか⁇」

社長は切なさそうに見ている
その顔が愛しいと思う瞬間だった

こんなにも私を見守ってくれる人
あ〜。なんだろう
私…この人を好きなんだ

そっと震えそうな手で社長の頬に触れた
これが私の答えです
貴方ならきっとわかってくれる

社長の顔が近づいてくる
社長の手が私の頬に
そして触れる様な口づけ

唇が離れると見つめあった












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