オネエ社長に溺愛されています
時間もわからない

朝なのか夜なのかわからない
遮光カーテンだから真っ暗
電気だけつけてある

「胡桃。ずっと一緒だから」

「先輩⁇」

「胡桃⁇郁人だよ」

「郁人⁇結婚してるんでしょ⁇
私とは結婚出来ないよ」

花音の事を聞きたいけど
慎重に言葉を選び先輩に聞く

「結婚はしたよ
でもね…大丈夫
胡桃とは結婚出来るから」

「結婚してたら出来ないでしょ
離婚するの⁇」

怖い…殴られる⁇

「そうだね。離婚する」

先輩の目は恐ろしかった

「あいつは…俺を騙して
俺と胡桃を引き離した
許せない!」

恐怖でしかなかった







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