オネエ社長に溺愛されています
私は先輩に暴力を振るわれ
身体中アザだらけ…顔も腫れているらしい
腕もヒビが入っていた
自分の顔がどんな感じかわからない

飛鳥は両親に連絡してくれた

「胡桃…」

お母さんが泣いていた

「お父さん…お母さん」

「お前が無事でよかった」

いつも凛としている父が泣いている

飛鳥は両親に泣きながら土下座をした
社長としてではなく…私の恋人として
守れなかった事を謝っていた

父はそんな飛鳥を立たせて

「娘を守って頂いてありがとうございます
これからもよろしくお願いします」

頭を下げた

「ありがとう」

私は小さな声で父にお礼を言った






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