オネエ社長に溺愛されています
本当はもう少し入院した方がいいと言われたけど
安静に出来るならという条件で退院が決まった

飛鳥が迎えに来てくれてマンションに戻った

玄関を入りリビングへ

窓から懐かしい景色を見た

後ろからふぁっと抱きしめられた

「おかえり」

優しく囁く声に応えるように

抱きしめられている腕を包み

「ただいま」

そう答えた

彼の息遣いと心臓の音

生きて彼の元に帰れた

いつの間にか涙が流れていた

ずっとこの温もりに包まれていたい
そう願った

貴方と共にずっと一緒に過ごせたら
幸せです

貴方も私の側にいてくれますか⁇













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