オネエ社長に溺愛されています
「交換条件ってそういう事ですか⁇」

「そう!
本当は秘書がいいけど…秘書を諦めて
ここに住んでもらう」

社長は自分が言ってる事
わかってんのかな⁇

「ここに住む事は
変わらないじゃないですか⁇」

あくまでも反論した

「俺は秘書室か、胡桃と一緒に住む事を
天秤に掛けたら一緒に住む事を選ぶ。」

いや〜そんな事天秤にかけないで欲しい

で。天秤に掛けて一緒に住む事を
選ぶって…頭悪すぎでしょ

「お前は開発部に行けるんだぞ!
こんな条件ないと思うけどな」

そうか…開発部に行ける⁇
細谷先輩に会える⁇

いやいや〜
一緒に仕事をするのは嬉しい
確かに嬉しい
でも…社長と同居は…いや。
うわ〜どうしたらいいの

「ちなみにさっき俺の事"先輩"って
言ってたけど…先輩って⁇」

「あ〜それは…そのう…
あ〜。大学時代の夢を見ていたので…」

ごまかしたけど…いけるか⁇

「ふ〜ん
大学時代の夢ね〜」

何かふに落ちない感じの言い方

「そうです」

社長は先輩の事をそれ以上
突っ込んでこなかった

「で⁇どうする⁇」

あ〜どうしよう
開発部に行きたいし…でもここに住むのは…

さあ胡桃〜どっちを選ぶ⁇










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