オネエ社長に溺愛されています
社長は会社にいる時はオネエだ
完璧なオネエだ
プライベートでは私に男の姿を見せていたのに
ものすごく徹底している

「胡桃〜明日からは貴女のコーヒーも
持ってきてね
一緒に飲みましょう♡
今日はこれで」

そう言うとコーヒーを口に含んでから
私を引き寄せ唇を重ねた
口の中にコーヒーが入っていく
少しづつ口の中にコーヒーが広がっていく
私はそれを飲んでいく
口の中のコーヒーがなくなると
社長の舌が私の口の中のコーヒーを
味わうように動いていく

ダメ〜頭が真っ白になる〜
抵抗で出来ない

やっと離された

そのまま抱きしめられた

なんなの⁇社長…

社長から身体を離した

「私…好きな人がいるって言いましたよね⁇」

「知ってるわ」

「じゃあ…」

「胡桃を好きだから
本当はこんな格好ではしたくないけど
胡桃を見てると我慢できなかったから」

また言ってる
金曜日に会ったばかりなのに"好き"とか
意味わかんない

でも社長の瞳は真っ直ぐ私を見つめている
その瞳に吸い込まれそうだったから
視線を外した








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