オネエ社長に溺愛されています
「あの〜」

懐かしい大学時代の思い出に浸っていた

「あ…はい」

驚いて声のする方を向くと

目が大きくて髪の毛も軽めのカールで
女子の私でも守ってあげたくなる程の
めちゃくちゃ可愛い子だった

「あの方とお知り合いですか⁇」

あの方⁇あ〜先輩の事か〜

「あ…はい
同じ大学でした」

「そうだったんですか…
すみません。私は三隅花音といいます
よろしく」

「私は大前胡桃です」

二人でクスクス笑った

「同期だから敬語はやめよう
私の事花音って呼んで」

「じゃあ私は胡桃で」

見た目と違ってとっても気さくな子だった

この子とこれから先色々あるなんて
この時は思いもしなかった








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