オネエ社長に溺愛されています
お洒落なカフェに入った

「胡桃〜お願いがあるの」

「お願い⁇」

「私〜入社した時から細谷さんが好きなの
一目惚れ///」

やっぱりね〜

「そこで。協力してもらいたいの
細谷さんとの仲を取り持って欲しいの」

「えっ⁇」

どうしよう…そんなの無理

「それは…」

困った顔をしているのを不審に思ったのか

「出来ないの⁇それは噂通りだから⁇
私に嘘を言ったの⁇
付き合ってないって言ったよね⁇
あれは嘘⁇本当は付き合ってんの⁇」

「……………」

何も言えない

「嘘じゃないなら協力出来るわよね⁇」

「う…ん」

「じゃあ日曜日に二人で出かけるって
事にして…偶然私と出会うの
胡桃は少ししたら用事があるとか言って
帰って。どう⁇」

胸が痛かった
先輩を騙すなんて…
付き合ってるのに騙すなんて…
嫌われるよね

「わかった…
じゃあ先輩と連絡をとって花音に
連絡するね
じゃあ私…用事を忘れてて…帰るね」

「うん
ごめんね胡桃用事あったのに…
気をつけてね」

「うん」

店を出た

涙が出てくる

私達付き合い始めたのに…
どうしよう
苦しいよ〜

先輩にも相談出来ないし…









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