オネエ社長に溺愛されています
「コーヒーと紅茶どちらがいいですか⁇」

「俺的にはお腹すいてる」

お腹すいてる⁇
私に何か作れと⁇
作れないわけではないけど

簡単にドライカレーとサラダを作った

「うまいなあ」

「ありがとうございます」

「やっぱり一緒に住もう」

何がどうなってそう言う発言するかな〜

「お断りします」

先輩と付き合ってるのに
一緒に住むなんて出来ない

「残念」

残念じゃあないですよ〜

ふっと聞いてみたくなった

「社長〜」

「うん⁇」

「もし…もしですよ
社長にお付き合いしてる人がいて
でも周囲には内緒にしてて
社長の友達が彼女の事を好きになって
友達に協力して欲しいって言われたら⁇
仲を取り持って欲しいって言われたら⁇
協力します⁇」

「お前の事か⁇」

「いえ!友達の話です」

「そっか〜
俺は協力しないなあ
だって付き合ってんだろう
付き合ってるなら協力出来ないよ」

そうだよね〜

「友達には"付き合ってない"って言ってるから
付き合ってる事も言えなかったら⁇
"付き合ってないなら協力して"って
言われたら⁇」

私…社長に何聞いてんだ…
馬鹿みたい

「すみません
社長に変な質問して
忘れて下さい」

社長は黙って私を抱きしめて
髪を撫でてくれた

泣きそうだった







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