オネエ社長に溺愛されています
社長は今朝は取引先に行ってから出社だから
コーヒータイムもない
本当に助かった
あまり顔を見られずに済んだ
社長は鋭いから突っ込まれそうだったし…
お昼になり気が進まないけど社食に行った
つい先輩を探してしまう
いない…ホッとした
食事を受け取り席についた
急いで食べようとおもったその時
「胡桃〜」
その声は花音
顔を上げると花音だけだと思っていたから驚いた
花音の後ろに先輩がいた
「胡桃〜ここいい⁇」
「うん…」
先輩と目が合ったがお互い目を逸らす
何も言わず早く食べようと食べだすと
他の課の先輩の同期の人が
先輩の肩を叩き
「お前"好きな子がいる"って言ってたからさあ
てっきり大前さんと思ってたよ
仲よかったからさあ
付き合ってると思ったのに…
好きな人って三隅さんだったんだな〜
付き合ってんだ〜⁇」
何も言えず下を向いていた
「うん…
胡桃は大学の後輩ってだけだよ
こいつが俺の彼女だよ」
そう言って先輩は花音を見た
花音も頬を赤らめて嬉しそうだ
先輩の言葉に涙が出そうになった
"こいつが俺の彼女だよ"
その言葉がリフレインする
辛くて立ち上がろうとした時
「ここいいかしら⁇」
横を見ると社長
いつの間に⁇
「お二人付き合ってたのね〜
いつから⁇
お似合いね〜私も胡桃と細谷くんが
付き合ってるって思っていたわ〜
と〜ても仲良しだったから〜
私の勘違いだったのね〜
それはそれでよかったけど〜
あっ。昨日てっきり3人でお出かけかと
思ったけど。彼女とお出かけだったのね〜
胡桃は偶然あそこにいたのね〜
よかったわ〜
胡桃を連れて行ったのは申し訳ないと
思ってたから〜」
社長は何を言い出すの⁇
先輩も花音も驚いていた
「胡桃〜⁇まだ食べるの⁇」
「いえ…」
「そう
じゃあ行きましょう」
私が食べていたトレーを片手で持ち
反対の手は私の手を握った
「社長…」
小さな声で言った
「黙ってついて来なさい」
みんなに聞こえないように呟いた
コーヒータイムもない
本当に助かった
あまり顔を見られずに済んだ
社長は鋭いから突っ込まれそうだったし…
お昼になり気が進まないけど社食に行った
つい先輩を探してしまう
いない…ホッとした
食事を受け取り席についた
急いで食べようとおもったその時
「胡桃〜」
その声は花音
顔を上げると花音だけだと思っていたから驚いた
花音の後ろに先輩がいた
「胡桃〜ここいい⁇」
「うん…」
先輩と目が合ったがお互い目を逸らす
何も言わず早く食べようと食べだすと
他の課の先輩の同期の人が
先輩の肩を叩き
「お前"好きな子がいる"って言ってたからさあ
てっきり大前さんと思ってたよ
仲よかったからさあ
付き合ってると思ったのに…
好きな人って三隅さんだったんだな〜
付き合ってんだ〜⁇」
何も言えず下を向いていた
「うん…
胡桃は大学の後輩ってだけだよ
こいつが俺の彼女だよ」
そう言って先輩は花音を見た
花音も頬を赤らめて嬉しそうだ
先輩の言葉に涙が出そうになった
"こいつが俺の彼女だよ"
その言葉がリフレインする
辛くて立ち上がろうとした時
「ここいいかしら⁇」
横を見ると社長
いつの間に⁇
「お二人付き合ってたのね〜
いつから⁇
お似合いね〜私も胡桃と細谷くんが
付き合ってるって思っていたわ〜
と〜ても仲良しだったから〜
私の勘違いだったのね〜
それはそれでよかったけど〜
あっ。昨日てっきり3人でお出かけかと
思ったけど。彼女とお出かけだったのね〜
胡桃は偶然あそこにいたのね〜
よかったわ〜
胡桃を連れて行ったのは申し訳ないと
思ってたから〜」
社長は何を言い出すの⁇
先輩も花音も驚いていた
「胡桃〜⁇まだ食べるの⁇」
「いえ…」
「そう
じゃあ行きましょう」
私が食べていたトレーを片手で持ち
反対の手は私の手を握った
「社長…」
小さな声で言った
「黙ってついて来なさい」
みんなに聞こえないように呟いた