人間を好きになった、魔王の娘
「しょうがねぇな」
いいの?
「俺の生活に会わせられんならな」
俺の・・・生活・・・?
「何言ってんのよ。ただの早朝練習なだけなくせに」
早朝練習?
「お前分かってねぇだろ?」
うぅ・・・
「悠翔はね。18歳なのよ
だからまだ学生なんだけどね。部活があってそれが早朝の練習もあるのよ」
そうなんだ
「奈未ちゃんはは早起きとかできる?」
「あまり得意じゃない・・・」
「じゃ、無理だな」
やっぱり1人なんだ・・・
「悠翔」
「げっ親父」
??
「女の子を1人にしておくのか?
俺達はそんな冷たい男に育てた覚えはないぞ」
「俺だって、そんなに優しく育てられた覚えはねぇよ」
「もう、いいです。
あたしは1人でここに住みます」
「ダメよ。それじゃ何かあった時に危険すぎるわ」
?
危険なの?
「それなのに、悠翔は、女の子を1人で住ませるなんてね」
「だーっうっせぇな。一緒に住めばいいんだろ!?住めば」
そう言った悠翔という男の人