冴えない俺が恋した結果
待ちに待った日曜日。

昼頃に春乃さんの最寄り駅に集合することになっている。

俺は早く起きて、るんるんで準備をする。

準備が案外早く終わったので、余裕を持って家を出た。



昼前に集合場所に着いた。

しばらくして来た春乃さんに俺は、息を呑んだ。

小柄で優しい雰囲気を纏っている。

あまりの可愛さに照れてしまっていると、春乃さんも顔を赤くして、照れていた。


と、俺がリードしなくては!と思い、手を優しく握る。

そのままカフェに向かった。




カフェでまったりとした後は、洋服屋さんを見て回ったり、雑貨屋さんを見て回ったりした。

春乃さんはすごく楽しそうで、終始笑顔だった。


夜になり、予約していたレストランで食事をとった。

春乃さんの美味しそうに食べる姿が、とても可愛かった。


食事の後、春乃さんの申し出で、海に行った。


月光に照らされながら、俺は静かに春乃さんの手を取りながら、告白した。


「好きです。結婚を前提に、お付き合いしてくれませんか?」

春乃さんは笑顔で「はい!」と答えてくれた。
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