あなたが好きだ!~一目惚れした少年と料理大好き美女~
「あのときは下の名前でよんでたからこれからことはってよぶけど、親子関係も複雑なんだよねぇ、三者面談なんかはことはの家の隣のおじちゃんが来てたし、あの子は優しいから自分から苦労をかってんだよね」

そうだったんだ…てか、そんなこと話していいのかよ…

「あの子は学校でも控えめだったし影があったよな…」

そうなのか…陽翔もこんな表情するんだ…

「佑がさ、ことはを光に連れ出してやってよ、今のことはは大分あかるくなったし、でも、まだ抜け出せないこともあるんじゃないか?」

ことはさんは誰にだって優しい…あたたかいし…俺にできることはないんだろうか…

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