あなたが好きだ!~一目惚れした少年と料理大好き美女~
「もういいんです。陽翔先生のせいじゃありません。彼女は恋に純粋なんです。それがちょっと度をこえちゃっただけです。もういいんですよ」

私は陽翔先生の手を握りさすった。

「ことはそれはダメだよ…惚れちゃうじゃないか…封印したのに…」

陽翔先生の声が小さすぎてなんて言ったかわからなかった

「ほら!陽翔!警察署いくんだろ!はやく行くぞ!」

佑君の声で陽翔先生は我にかえったようだ、なんだか頬が赤いような…


「ことはさん…警察に話せるか?さっきのこと…」

話さないといけないのか…
怖い…
< 63 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop