あなたが好きだ!~一目惚れした少年と料理大好き美女~
「ことはちゃん!さっきのが今日来てたイケメン君だよ!」

えっ!そうだったんだ…偶然もあるものだな…

「イケメン君顔赤かったねぇ、ことはちゃん美人さんだから惚れちゃったのかもね!」

「そんなわけないですよ」

テーブルを拭きながらおばあちゃんの話を聞いた。

「佑君にはお似合いの女の子たちがたくさんいますよ、私は誰とも付き合う気はありません!」

おばあちゃんの顔をみながら力強くいった。

「そうかいそうかい…ことはちゃんには幸せになってほしいなぁ、」

おばあちゃんは優しい顔でそう言った。
おばあちゃんにも心配かけさせちゃうなんて、なにも変わってないな…
あの頃からずっと…
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