あなたが好きだ!~一目惚れした少年と料理大好き美女~
「今日は素敵なことがたくさんあったな…」

家までさっきまでの事を思い出しながら帰った、


「ただいま」

そう、だれも返事するわけがない、この家にはだれもいないんだから、
私は高校の時からずっと一人暮らし母親はうつ病になり病院に、父親は自殺した。
この家はいつも、幸せな雰囲気がいっさいなかった。
そんな中で育った私は知らぬ間に他人と距離をおくようになっていった。
でも、近所のおじちゃんのおかげで今の私がいる、そのおじちゃんも亡くなっちゃった…
あー、ダメ!こんな暗い気持ちになっちゃ幸せにげちゃう!
おじちゃんに教えてもらったでしょ!

「よし!ご飯をつくるぞ!」

私は自分に渇をいれる!
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