俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。
同期会当日、美月が『一緒に行こう』と誘ったのを断って俺に『一緒に行きましょ』と声をかけてきた仁見さん。
女子との交流よりも俺の攻略優先って魂胆が丸見えで嫌気がさす。
「天、もうそろそろ行かないと遅刻するぞ。」
と、彼女には申し訳ないが彼女をスルーして天に話かけた。
『わかった、すぐ終わらせる』そう言って仕事を終わらせた天と『お疲れ様です。今日はお先に失礼します。』と周りの人に声をかけ歩き出すと、俺と天の後を仁見さんが付いてきた。
しかも会場の席に着くと周りは男ばかりで少し席をずらせば他の課の女子達もいるし、なんなら美月がいる席にも空はあったにも関わらず俺の横に陣取った。
遠巻きに見た女子達がひそひそと仁見さんの事を話しだし、あろうことか仁見さんが俺の婚約者候補だとか言い出す奴まで出てきた。
せっかく元に戻った美月との仲にまた溝が出来たらどうしてくれるんだ。
何か言いたげに俺の方へ意識を向ける仁見さんに背中を向け続けた。
開始から一時間もすれば各々席を移動し始めた。
俺たちの目の前の席が空くと同時に他部署の女子達がドッと押し寄せる。
仁見さんの相手をするよりもマシと適度に相槌を打ちながら美月の様子を伺っていると、美月の席に横井と森内がちゃっかりと陣取った。
今までも何度か四人で仕事帰りに食事に行ってるほど同期の中でも仲がいい四人。
気になり目が離せずにいると目の前の一人が
「あの四人仲いいですよね。横井君、折原さん狙いで頑張ってるみたいなんですけど、折原さんが全くそれに気づいて無くて、それを分かって高橋さんが横井君いじるから見てて面白いんですよ。」
やっぱりアイツは美月を狙ってたか。
女子との交流よりも俺の攻略優先って魂胆が丸見えで嫌気がさす。
「天、もうそろそろ行かないと遅刻するぞ。」
と、彼女には申し訳ないが彼女をスルーして天に話かけた。
『わかった、すぐ終わらせる』そう言って仕事を終わらせた天と『お疲れ様です。今日はお先に失礼します。』と周りの人に声をかけ歩き出すと、俺と天の後を仁見さんが付いてきた。
しかも会場の席に着くと周りは男ばかりで少し席をずらせば他の課の女子達もいるし、なんなら美月がいる席にも空はあったにも関わらず俺の横に陣取った。
遠巻きに見た女子達がひそひそと仁見さんの事を話しだし、あろうことか仁見さんが俺の婚約者候補だとか言い出す奴まで出てきた。
せっかく元に戻った美月との仲にまた溝が出来たらどうしてくれるんだ。
何か言いたげに俺の方へ意識を向ける仁見さんに背中を向け続けた。
開始から一時間もすれば各々席を移動し始めた。
俺たちの目の前の席が空くと同時に他部署の女子達がドッと押し寄せる。
仁見さんの相手をするよりもマシと適度に相槌を打ちながら美月の様子を伺っていると、美月の席に横井と森内がちゃっかりと陣取った。
今までも何度か四人で仕事帰りに食事に行ってるほど同期の中でも仲がいい四人。
気になり目が離せずにいると目の前の一人が
「あの四人仲いいですよね。横井君、折原さん狙いで頑張ってるみたいなんですけど、折原さんが全くそれに気づいて無くて、それを分かって高橋さんが横井君いじるから見てて面白いんですよ。」
やっぱりアイツは美月を狙ってたか。