俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。
営一の仕事を一人でこなすような形になってからは本当に忙しかったが、充実した日々を過ごしていた。
そして十二月に入ると社内での仕事に加えパーティーや会合に秘書として出席をする回数も増え、その中で祐世と仁見さんに関する話を耳にした。
「聞きましたよ。有知社長の甥御さんが継ぐことに決まったらしいですな。それにアルク社長の娘さんと婚約もされるとか。されたのかな?いやー、めでたいですな。」
「いえ、神崎は優秀ですので後を継ぐとは思いますが婚約の方は何も話が出てませんよ?どちらでお聞きになったんですか?」
「そうなんですか?先週、アルクの仁見社長とお会いした時にそんな話をされてたと思うんですがね。違ったかな?」
私も驚き目を見張ってしまったが、営業部長と宇留島さんは眉間に皺をよせ顔を見合っていた。
そして十二月に入ると社内での仕事に加えパーティーや会合に秘書として出席をする回数も増え、その中で祐世と仁見さんに関する話を耳にした。
「聞きましたよ。有知社長の甥御さんが継ぐことに決まったらしいですな。それにアルク社長の娘さんと婚約もされるとか。されたのかな?いやー、めでたいですな。」
「いえ、神崎は優秀ですので後を継ぐとは思いますが婚約の方は何も話が出てませんよ?どちらでお聞きになったんですか?」
「そうなんですか?先週、アルクの仁見社長とお会いした時にそんな話をされてたと思うんですがね。違ったかな?」
私も驚き目を見張ってしまったが、営業部長と宇留島さんは眉間に皺をよせ顔を見合っていた。