俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。
兄の話を聞き終えた後、今の有知での俺が立たされている状況を説明した。
父と母はまさか自分の親友の為に甥っ子の結婚話を進めていると聞き驚き憤慨していた。それと同時に今のままでは叔父が社内での立場が危うくなるのではと心配もしていた。
「お前の話を百パーセント信じるわけじゃないが、倉橋さんまでもがお前の味方に付いてくれたと言う事は本当に兄さんが間違った方向に進もうとしてるって事だろう。」
「そうね。いくら親友の娘さんが祐世の事を気に入ってくれたとしても、祐世本人の意思を無視してまで話を進めるのはね。」
「そうだな。縁故入社はまだしも私欲のために配属までムリにねじ込んでくるのはな。しかも問題まで起こしているとなるとな・・・。兄さんもそんな感じじゃなかったんだけどな・・・。」
両親とも俺の気持ちを最優先にしたらいいと言ってくれた。
しかも有知を辞めて帰って来てもいいとまで言ってくれた。
「ありがとう。でも今回の件が無ければ仕事にはすごくやりがいを感じてるんだ。だから美月との事も含めてもう少し叔父さんと話合ってみるよ。」
「ああ、まずは話をしないとな。父さんが行った方がいい時はいつでも声をかけてくれ。」
反対はされる事はないと思ってはいたが直接考えを聞くまでは気持ちが落ち着かなかった。もしも叔父さん側に付かれたら、そう思う気持ちも心の端にあったから。
心底ほっとしていると母さんからの爆弾発言。
「ねえ、婚約って言ってないで美月ちゃんの親御さんが許してくれるなら籍を入れちゃったら?」
父と母はまさか自分の親友の為に甥っ子の結婚話を進めていると聞き驚き憤慨していた。それと同時に今のままでは叔父が社内での立場が危うくなるのではと心配もしていた。
「お前の話を百パーセント信じるわけじゃないが、倉橋さんまでもがお前の味方に付いてくれたと言う事は本当に兄さんが間違った方向に進もうとしてるって事だろう。」
「そうね。いくら親友の娘さんが祐世の事を気に入ってくれたとしても、祐世本人の意思を無視してまで話を進めるのはね。」
「そうだな。縁故入社はまだしも私欲のために配属までムリにねじ込んでくるのはな。しかも問題まで起こしているとなるとな・・・。兄さんもそんな感じじゃなかったんだけどな・・・。」
両親とも俺の気持ちを最優先にしたらいいと言ってくれた。
しかも有知を辞めて帰って来てもいいとまで言ってくれた。
「ありがとう。でも今回の件が無ければ仕事にはすごくやりがいを感じてるんだ。だから美月との事も含めてもう少し叔父さんと話合ってみるよ。」
「ああ、まずは話をしないとな。父さんが行った方がいい時はいつでも声をかけてくれ。」
反対はされる事はないと思ってはいたが直接考えを聞くまでは気持ちが落ち着かなかった。もしも叔父さん側に付かれたら、そう思う気持ちも心の端にあったから。
心底ほっとしていると母さんからの爆弾発言。
「ねえ、婚約って言ってないで美月ちゃんの親御さんが許してくれるなら籍を入れちゃったら?」