俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。
【聞いたよ。合格おめでとう。】
十分経っても既読が付かない。大翔が言っていたように朝倉と話し中か?
風呂から上がり部屋に戻ると美月からメッセージが返って来ていた。
【ありがと。神崎くんも残りのテスト頑張って!】
ありがとうとスタンプを送って俺はもう一度机に向かった。
卒業式の前日。俺と大翔の本命の合格発表日。朝の八時からインターネットと貼りだしで発表される。昨晩、大翔から『みんなで見ようぜ』とメッセージが届いた。
みんなとはいつもの四人。
卒業式予行が行われるため九時登校だったのだが、七時五十分に学校に集合する事にした。
八時になった。
スマホで発表画面を開き、お互い自分の受験番号を入れる。
隣で大翔が『よしっ!』とガッツポーズをしている。
俺のスマホは・・・。
クルクルと暫く読み込みをしていたがアクセスが集中しているのかエラーが出た。
「祐世?」
何も言わない俺を心配して大翔が声をかける。
「ん?ネットエラーで繋がんない。ちょっと待ってからも一度見てみるわ。」
「そっか。みんな一斉に見てるだろうからな。」
そう答えた大翔だったが何とも言えない表情をしていた。
それは隣にいる美月も朝倉も一緒だった。
十分ほどして、もう一度ネットを繋げ番号を入力した。
『よし!』と言いみんなに画面を見せると隣にいた美月が『やったー!』と俺に抱きついてきた。思わず固まってしまった俺、そしてその様子を目の前で見ていた大翔と朝倉も目を見開き固まっている。
美月が俺に抱きつき喜んでいたのは本当に数秒、二秒か三秒だったと思う。
ハッと自分のしている事に気がついた美月が急いで俺から離れ真っ赤な顔をして俯いている。
可愛い。
目の前に二人がいなければ俺は絶対に抱きしめていただろう。
十分経っても既読が付かない。大翔が言っていたように朝倉と話し中か?
風呂から上がり部屋に戻ると美月からメッセージが返って来ていた。
【ありがと。神崎くんも残りのテスト頑張って!】
ありがとうとスタンプを送って俺はもう一度机に向かった。
卒業式の前日。俺と大翔の本命の合格発表日。朝の八時からインターネットと貼りだしで発表される。昨晩、大翔から『みんなで見ようぜ』とメッセージが届いた。
みんなとはいつもの四人。
卒業式予行が行われるため九時登校だったのだが、七時五十分に学校に集合する事にした。
八時になった。
スマホで発表画面を開き、お互い自分の受験番号を入れる。
隣で大翔が『よしっ!』とガッツポーズをしている。
俺のスマホは・・・。
クルクルと暫く読み込みをしていたがアクセスが集中しているのかエラーが出た。
「祐世?」
何も言わない俺を心配して大翔が声をかける。
「ん?ネットエラーで繋がんない。ちょっと待ってからも一度見てみるわ。」
「そっか。みんな一斉に見てるだろうからな。」
そう答えた大翔だったが何とも言えない表情をしていた。
それは隣にいる美月も朝倉も一緒だった。
十分ほどして、もう一度ネットを繋げ番号を入力した。
『よし!』と言いみんなに画面を見せると隣にいた美月が『やったー!』と俺に抱きついてきた。思わず固まってしまった俺、そしてその様子を目の前で見ていた大翔と朝倉も目を見開き固まっている。
美月が俺に抱きつき喜んでいたのは本当に数秒、二秒か三秒だったと思う。
ハッと自分のしている事に気がついた美月が急いで俺から離れ真っ赤な顔をして俯いている。
可愛い。
目の前に二人がいなければ俺は絶対に抱きしめていただろう。