俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。
美月side2
失礼な俺様キス魔の事をやっと忘れた頃にアイツにまた出会ってしまった・・・。
まさかの同級生でしかも同じ学校なんて。
私たちの学校は1学年10クラス×40人で学年だけで400人いる。
それだけいたら3年通っていても半分くらいは知らない人。
だから俺様キス魔の事も知らなかった。
「美月ちゃん!久しぶりだなー。」
借りていた問題集を返そうと七菜のクラスを覗いていたら後ろから声をかけられた。
「谷川君、ホントひさしぶりだねー。七菜にコレ返そうと思って来たんだけど。」
彼は谷川大翔くん、七菜の彼氏さんだ。
「七菜、今日は学食に行ってたからまだじゃないかな。」
「そうなんだ。じゃあ谷川君、コレ渡しといてくれない?」
「いいよ。」
谷川君っていつ見ても優しいなって思っていたら、谷川君の後ろから大きな声がした。
「あーっ!見つけた!」
声がした方に目線を移すと・・・、あのキス魔が!
「なに?祐世、美月ちゃんと知り合い?」
「知りません!」「知り合い!」
同時に真逆の答えをしたので谷川君が『えっと、どっち?』と混乱してる。
「なに?祐世の彼女?」「知り合い?」「祐世、折原さん知ってたっけ?」
ギャラリーがどんどん集まって来る。
あの日も女の子達に追いかけられてたくらいだもん人気あるのは分かってたけど、この注目度は耐えられない。
「谷川君、じゃあお願いねー。」
人の間をすり抜けて教室に戻った。
まさかの同級生でしかも同じ学校なんて。
私たちの学校は1学年10クラス×40人で学年だけで400人いる。
それだけいたら3年通っていても半分くらいは知らない人。
だから俺様キス魔の事も知らなかった。
「美月ちゃん!久しぶりだなー。」
借りていた問題集を返そうと七菜のクラスを覗いていたら後ろから声をかけられた。
「谷川君、ホントひさしぶりだねー。七菜にコレ返そうと思って来たんだけど。」
彼は谷川大翔くん、七菜の彼氏さんだ。
「七菜、今日は学食に行ってたからまだじゃないかな。」
「そうなんだ。じゃあ谷川君、コレ渡しといてくれない?」
「いいよ。」
谷川君っていつ見ても優しいなって思っていたら、谷川君の後ろから大きな声がした。
「あーっ!見つけた!」
声がした方に目線を移すと・・・、あのキス魔が!
「なに?祐世、美月ちゃんと知り合い?」
「知りません!」「知り合い!」
同時に真逆の答えをしたので谷川君が『えっと、どっち?』と混乱してる。
「なに?祐世の彼女?」「知り合い?」「祐世、折原さん知ってたっけ?」
ギャラリーがどんどん集まって来る。
あの日も女の子達に追いかけられてたくらいだもん人気あるのは分かってたけど、この注目度は耐えられない。
「谷川君、じゃあお願いねー。」
人の間をすり抜けて教室に戻った。