俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。
美月side17
買い物に行くにしても、何が無いのか確認してから行こうとキッチンをチェックしたら新しい家にはホントに何もなかった。
「ねえ、ホントに全部処分したんだね・・・。あっ。」
唯一、キッチンボードに入っていたもの・・・。
それは、いつも私が作り置きを入れておくタッパだけだった。
「これは処分しなかったんだ。」
「んー、それだけは美月しか使ってないって自信あったから。」
それだけの事なのに、なんだか嬉しくなって抱きついた。
私って単純だろうか。
「えっ?何?」
「んー、何だか嬉しくって。でも作り置きは私しかしてないってわかるの?」
「味でわかる。前にみんなで家飲みした時に女子達が作ったもん食べたけど味が全然違ったから。あっ!」
向井さんがキッチンを使ってたって事がイヤだったって言ったことを思い出したのか、凄く気まずそうな顔をした。
「そっか。この家のキッチンは勝手に使わせないでね。」
「わかってる。男友達は呼ぶけど、女は入れないから。」
「ごめんね、わがままで。」
「ねえ、ホントに全部処分したんだね・・・。あっ。」
唯一、キッチンボードに入っていたもの・・・。
それは、いつも私が作り置きを入れておくタッパだけだった。
「これは処分しなかったんだ。」
「んー、それだけは美月しか使ってないって自信あったから。」
それだけの事なのに、なんだか嬉しくなって抱きついた。
私って単純だろうか。
「えっ?何?」
「んー、何だか嬉しくって。でも作り置きは私しかしてないってわかるの?」
「味でわかる。前にみんなで家飲みした時に女子達が作ったもん食べたけど味が全然違ったから。あっ!」
向井さんがキッチンを使ってたって事がイヤだったって言ったことを思い出したのか、凄く気まずそうな顔をした。
「そっか。この家のキッチンは勝手に使わせないでね。」
「わかってる。男友達は呼ぶけど、女は入れないから。」
「ごめんね、わがままで。」