俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。
五月末近くになって同期会をしようと横井くんから話を持ちかけられた。
「六月第一週目の金曜日なんだけど折原と仁見さんは来れそう?」
「仕事によって遅刻やドタキャンするかもだけど一応出席で。」
「私はいいわ。居酒屋なんて・・・。」
断るにしても他の言い方があるのになって思いながら横井君の方を見たら『そっかー。』って笑顔を作ってはいたが目が笑ってない。
カチンときたんだろうな。
「あのさ、同期会って聞こえたんだけど。」
私たちの後ろから祐世が声をかけてきた。
「えっ、あっ、はい。入社して二カ月経つから皆もそろそろ落ち着いてきた頃かと思って、集まって情報交換でも出来たらなーと思ったんですけど。ダメですかね?」
「いや、そうじゃなくって。・・・俺も一応同期入社だから出席しちゃダメかなと思って。」
私も横井君も一瞬何を言われたのか分からず止まってしまった。
祐世が同期会に出席するって?
「去年から勉強の為に通っているけど、俺も今年入社だから。」
「いや、えっ?逆にいいんですか?居酒屋ですよ?」
「なんで?居酒屋好きだよ?普通に行くし。それと、同期なんだから敬語じゃなくていいよ。」
「はい。・・・お・・う?」
プッ!横井君のテンパりように思わず吹き出してしまった。
「酷くね?吹き出すなんて。」
「ごめん。」
「あっ、あともう一人。天も連れて行くから人数に入れといて。」
「えっと、じゃあ。営一からは神崎さん、戸塚さん、折原の三人とっ。」
時間と店を教えてもらいメモを取っていると横から仁見さんが『私も出席します』と言ってきた。
「居酒屋は嫌って言ってたの聞こえたけどいいの?」
祐世、どっから話を聞いてたの?
「そうなんですけど、皆さんの楽しそうなお話しが聞こえてきて・・・。神崎さんも行かれるんですよね?」
「はい。同期の顔も覚えれるし、話もしてみたいですしね。」
私も祐世、もちろん横井君も(あー、神崎が目的か)って思ったと思う。
それよりも横井君にも普通に話してるし、敬語じゃなくていいって言ったのに、仁見さんには敬語で話かけるんだ。
まあ仁見さんも祐世に敬語で喋ってるけど。
なんか祐世には珍しくトゲがあるような言い方だな。
「じゃあ営一は四人出席と言う事で。悪いけど俺もう戻んなきゃいけないから折原、仁見さんに時間と場所伝えといて。じゃあ。」
本当に戻らなきゃいけないってのもあるだろうけど逃げたな・・・。
「六月第一週目の金曜日なんだけど折原と仁見さんは来れそう?」
「仕事によって遅刻やドタキャンするかもだけど一応出席で。」
「私はいいわ。居酒屋なんて・・・。」
断るにしても他の言い方があるのになって思いながら横井君の方を見たら『そっかー。』って笑顔を作ってはいたが目が笑ってない。
カチンときたんだろうな。
「あのさ、同期会って聞こえたんだけど。」
私たちの後ろから祐世が声をかけてきた。
「えっ、あっ、はい。入社して二カ月経つから皆もそろそろ落ち着いてきた頃かと思って、集まって情報交換でも出来たらなーと思ったんですけど。ダメですかね?」
「いや、そうじゃなくって。・・・俺も一応同期入社だから出席しちゃダメかなと思って。」
私も横井君も一瞬何を言われたのか分からず止まってしまった。
祐世が同期会に出席するって?
「去年から勉強の為に通っているけど、俺も今年入社だから。」
「いや、えっ?逆にいいんですか?居酒屋ですよ?」
「なんで?居酒屋好きだよ?普通に行くし。それと、同期なんだから敬語じゃなくていいよ。」
「はい。・・・お・・う?」
プッ!横井君のテンパりように思わず吹き出してしまった。
「酷くね?吹き出すなんて。」
「ごめん。」
「あっ、あともう一人。天も連れて行くから人数に入れといて。」
「えっと、じゃあ。営一からは神崎さん、戸塚さん、折原の三人とっ。」
時間と店を教えてもらいメモを取っていると横から仁見さんが『私も出席します』と言ってきた。
「居酒屋は嫌って言ってたの聞こえたけどいいの?」
祐世、どっから話を聞いてたの?
「そうなんですけど、皆さんの楽しそうなお話しが聞こえてきて・・・。神崎さんも行かれるんですよね?」
「はい。同期の顔も覚えれるし、話もしてみたいですしね。」
私も祐世、もちろん横井君も(あー、神崎が目的か)って思ったと思う。
それよりも横井君にも普通に話してるし、敬語じゃなくていいって言ったのに、仁見さんには敬語で話かけるんだ。
まあ仁見さんも祐世に敬語で喋ってるけど。
なんか祐世には珍しくトゲがあるような言い方だな。
「じゃあ営一は四人出席と言う事で。悪いけど俺もう戻んなきゃいけないから折原、仁見さんに時間と場所伝えといて。じゃあ。」
本当に戻らなきゃいけないってのもあるだろうけど逃げたな・・・。