僕の彼女はかっこいい
わざと呆れた顔して勉強を再開すると、何もしないと分かったのか彼女もまたベッドに座った。
「しょうちゃん、体育祭なにでるの?」
来月の始めに体育祭がある。
ここ最近のホームルームは種目決めが行われていた。
赤白青と三色あるチームでは、僕と彼女のクラスは同じ赤チームだった。
同じチームはほとんど名ばかりで基本はクラス対抗みたいなものだけど。
「四人五脚と玉入れとリレー」
リレーといってもクラス対抗だから、全員が出るものになる。
その他はなんでもよかったから、祐介が同じのにしとくと言って勝手に希望で出してたのが、そのまま採用された。