僕の彼女はかっこいい
ここ最近は色々やることがあって勉強に集中出来ていなかった。
今でもまだまだやることはたくさん残っている。
それなのに今しょうちゃんと同じ空間にいるだけで、何故かすごい集中力だ。
しょうちゃんが集中してるから、それに飲まれているだけかもしれないけれど。
「そろそろご飯にしようか」
しょうちゃんがそう言ったときには、外は真っ暗になっていて、気がつけばお腹もすいていた。
最初に言われた通りしょうちゃんがご飯を用意している間に、部屋の片付けをする。
しっかり集中して勉強出来た分、いつもより丁寧に片付けをする。
出来たよと声を掛けられてリビングに戻ると、テーブルにオムライスが二つ並んでいた。