僕の彼女はかっこいい
特に立ち止まることなく、周囲にのって歩いていると気がつくと校舎につく。
昨日決まった下駄箱で上履きに履き替えて、まだ曖昧な教室を目指す。
教室に近づくにつれて周囲の視線が気になってくる。
「そういえば、しょうちゃん何組?」
「二組。みなみのクラスと体育は一緒だよ」
「そうなの?嬉しい」
やがて教室につき、ばいばいと彼女が手を振って教室へ入っていく。
席につく前に誰かに声を掛けられてた。
そんな彼女を見届けてから、僕も自分の教室に入った。