僕の彼女はかっこいい
お昼に終わるその足で、クラスで遊びにいこうという計画は先月から立てられた。
強制ではないその計画に乗ってきたのは、クラスの三分の一程度だったけれど、計画立てた人たちはあまり人数は関係ないだろう。
先生に用事を頼まれたのは、試験が終わって遊びに行こうとクラスメイトと教室を出ようとしたときだった。
仕方なく後から行くとクラスメイトに伝えて、用事を済ませたのが試験終わってから約一時間経った今だった。
駅の近くにいるかな。
そう思いながらスマホを見る。
「みなみちゃん」
声をかけられたのは丁度下駄箱で靴に履き替えたときだった。