僕の彼女はかっこいい




祐介と別れて家へ向かう。

待ってると連絡が来たから、自分の家ではなくそのまま彼女の家へ行った。



インターホンを押すとすぐに出てきた。




「おかえり。連絡くれたらそっち行ったのに」

「ただいま。どうせ来るならどっちでも一緒だから」


どうぞと彼女の部屋に通される。

彼女の部屋に入るのは久しぶりだ。

黄緑を基調としたその部屋はきちんと整理されている。

同じマンションだから間取りはそこまで変わらず、僕と同じくらいの大きさの部屋にベッドと勉強机と本棚が置いてある。

洋服なんかはクローゼットの中だろう。

見えるところに無駄なものはあまり見当たらない。




ベッドを背もたれにして床に座った。


「んで、どうした?」

今日の本題をお茶を持ってきてくれた彼女に声をかける。





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