激おこ転生幼女のモフモフ無双!
その署名の最中、ユーンデル王国の方角から突如、爺やが弾丸の如き勢いで飛んで来る。
「え!? 爺やさん!?」
腕にチビドラゴンを抱き、頬ずりしながら愛おしげに撫でていたフローラが、驚きの声をあげる。
「ぎゅぁっ(フローラさん、この度はマゴットが迷惑をかけてしまい申し訳なかった。責任をもって城に連れ帰り、孫には儂からキツイお灸を据えてやりますので)」
チビドラゴンは爺やの鳴き声にビクンと体を跳ねさせると、怯えたようにフローラの腕の中でプルプルと身を縮めた。
「いいえ爺やさん! 悪いのはマゴットちゃんじゃありません! 悪いのはマゴットちゃんをお菓子で釣って、お城に閉じ込めた愚かなゴンザレスです!」
「ぎゅぁ(ありがとうよフローラさん、だがこのはねっかえりの孫娘が勝手をするのはこれが初めてじゃないんじゃ。今日という今日は許してはおけん)」
爺やはフローラの胸に張り付くチビドラゴンの首根っこを乱暴に鷲掴むと、ベリッと引き離して、そのまま天へと飛び立っていった。
「ぎゅぁあぁああぁあ――っ!(いーやーだ――っ!)」
「え!? 爺やさん!?」
腕にチビドラゴンを抱き、頬ずりしながら愛おしげに撫でていたフローラが、驚きの声をあげる。
「ぎゅぁっ(フローラさん、この度はマゴットが迷惑をかけてしまい申し訳なかった。責任をもって城に連れ帰り、孫には儂からキツイお灸を据えてやりますので)」
チビドラゴンは爺やの鳴き声にビクンと体を跳ねさせると、怯えたようにフローラの腕の中でプルプルと身を縮めた。
「いいえ爺やさん! 悪いのはマゴットちゃんじゃありません! 悪いのはマゴットちゃんをお菓子で釣って、お城に閉じ込めた愚かなゴンザレスです!」
「ぎゅぁ(ありがとうよフローラさん、だがこのはねっかえりの孫娘が勝手をするのはこれが初めてじゃないんじゃ。今日という今日は許してはおけん)」
爺やはフローラの胸に張り付くチビドラゴンの首根っこを乱暴に鷲掴むと、ベリッと引き離して、そのまま天へと飛び立っていった。
「ぎゅぁあぁああぁあ――っ!(いーやーだ――っ!)」