激おこ転生幼女のモフモフ無双!
噴水? 中央広場の噴水が壊れてしまったのだろうか!? だけどそれなら、事務所に申し出て大元の水栓を止めてもらえば、きっと大丈夫!
ところがだ、中央広場に向かおうとする私に、スカーレットがしゃくりあげながら指し示したのは――。
《チョコレートの噴水が、出なくなっちゃたのよぉおおっっ!》
……なんと、噴水は噴水でも、壊れたのは我が家のチョコレートファウンテン。それでこの、上を下へとひっくり返したような騒ぎよう……。
私は呆れ眼でチョコレートファウンテンを振り返る。次の瞬間、目は点になり、顎が外れそうになった。
《ね!? ね!? チョコレートの噴水が、止まっちゃったでしょう!?》
「……」
私はスックと立ち上がると、涙ながらに訴えるスカーレットの横を無言のまますり抜けて、ズンズンとチョコレートファウンテンの前まで進む。そうして外れた接続部分をむんずと掴むと、ブスリと本体に差し込んだ。
――ブクッ。ブクブクブクッ――。
ところがだ、中央広場に向かおうとする私に、スカーレットがしゃくりあげながら指し示したのは――。
《チョコレートの噴水が、出なくなっちゃたのよぉおおっっ!》
……なんと、噴水は噴水でも、壊れたのは我が家のチョコレートファウンテン。それでこの、上を下へとひっくり返したような騒ぎよう……。
私は呆れ眼でチョコレートファウンテンを振り返る。次の瞬間、目は点になり、顎が外れそうになった。
《ね!? ね!? チョコレートの噴水が、止まっちゃったでしょう!?》
「……」
私はスックと立ち上がると、涙ながらに訴えるスカーレットの横を無言のまますり抜けて、ズンズンとチョコレートファウンテンの前まで進む。そうして外れた接続部分をむんずと掴むと、ブスリと本体に差し込んだ。
――ブクッ。ブクブクブクッ――。