激おこ転生幼女のモフモフ無双!
《うむ。綺麗な目をした娘さんじゃ。フローラさん、どうかこれからも、おひいさまのよき友人であってくれ》
ん? 握手かな?
爺やさんから差し出された右前足を握る。手のひらにまず、肉球のもきゅっとした感触が、次に指先にやや硬めのボフモフとした感触が伝わる。
お! おっ!? おぉおおぉお~~!!
ちょっと年季が入った爺やさんの毛は、ボフボフとモフモフを足して二で割ったような新感触。しっかりとしたやや硬め質感は、これはこれでクセになりそうな気持ちよさだ。
爺やさんと手に手を取って、ふりんこふりんこしていると……あれ?
「……そう言えば私、爺やさんと会話ができてる」
《ん? それじゃったら、ここのマダムが我々に香草茶を振る舞ってくれたからな。娘さんが煎じた香草を挽き、それを入れたのだと言っておった。娘さんというのは、フローラさんだったんじゃな。納得したわい》
はたと気づいて呟けば、爺やさんが朗らかな笑みで答える。
この竜数に、お茶を……? 耳にして、ママは今度こそ桶でお茶を出したのだろうなと、そう思った。
ん? 握手かな?
爺やさんから差し出された右前足を握る。手のひらにまず、肉球のもきゅっとした感触が、次に指先にやや硬めのボフモフとした感触が伝わる。
お! おっ!? おぉおおぉお~~!!
ちょっと年季が入った爺やさんの毛は、ボフボフとモフモフを足して二で割ったような新感触。しっかりとしたやや硬め質感は、これはこれでクセになりそうな気持ちよさだ。
爺やさんと手に手を取って、ふりんこふりんこしていると……あれ?
「……そう言えば私、爺やさんと会話ができてる」
《ん? それじゃったら、ここのマダムが我々に香草茶を振る舞ってくれたからな。娘さんが煎じた香草を挽き、それを入れたのだと言っておった。娘さんというのは、フローラさんだったんじゃな。納得したわい》
はたと気づいて呟けば、爺やさんが朗らかな笑みで答える。
この竜数に、お茶を……? 耳にして、ママは今度こそ桶でお茶を出したのだろうなと、そう思った。