ラグジュアリーシンデレラ
「今日は、どこに行くんですか?」

「この前行った、寿司レストランだよ。」

「ああ、あそこ!いいですね。ねえ、青志。」

後ろを振り向くと、青志はムスッとしていた。

「どうしたの?青志、一度お寿司屋さん、行きたいって言ってたじゃない。」

「うん。」

「喜ばないの?」

「この歳で?わーいって?」

「そういう事じゃないでしょ。」

何だか、今日青志の機嫌が悪い。

きっと、林人さんが待ち合わせに遅れて来た事、怒ってるんだ。


「少し歩くけど、青志君大丈夫?」

「少しなら、いいですよ。」

そして青志は、私の隣に来た。

「いやあ、今日天気が良くて、よかったですね。」

急に青志が、いい子ぶってきた。

「そうだね。」

林人さんも、さすが大人。こんな青志を対応してくれている。


そして、ショッピングモールに着いた。
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