暗闇の先に…(続)
幸(さいわ)い、コイツらは俺達が勝つとは微塵にも思っていない
不意をつくなら今だ
俺は輝を見ると、頷いた
俺達は同時に2人に向って走り、飛び蹴りを食らわした
「ぶぉほッ」
ガシャンとグラスがテーブルに落ちると同時に男もテーブルに顔面ぶつけた
つかさず、男頭を掴み思いっきりテーブルに顔面を叩きつけた
輝が飛び蹴りした男は、蹴られた弾みでテーブルの角に体をぶつけ蹲っている所に輝の蹴りが追い打ちをかける