暗闇の先に…(続)
後ろのBOX席では、皆がバカ騒ぎしている
そんな中、輝真が陸斗に話しを振った
「おい、陸。今日はどうだったんだ?聞かせろよ」
「あぁ、認めて貰ったさ。お披露目会は三ヶ月後だ」
すると他のメンバーが その会話に鋭く反応していた
「何、何?お披露目会って?フガッ」
「テツ、うるせーよ。で、何の話し?」
マッサーがテツの口を手で塞いで身を乗り出す
「マッサー、とりあえずテツを離せ。死ぬぞ」
どうやら、鼻まで塞いでいたみたいでテツは苦しそうにマッサーの腕の中で もがいていた
冷静に止めに入る颯太、その状況をただ笑いながら見守る慎二
私と凛は それを見てクスクス笑った