暗闇の先に…(続)


「うん、ありがとう。…………ねぇ陸斗…」



「ん?どうした?」





堕ちる所まで堕ちてしまった私




この綺麗なドレスを着る資格なんて私にあるのかな




ドレスをぎゅっと握りしめた





「……ううん、何でもない」




「フッ。変な奴」






陸斗は…本当に私なんかでいいの?



不安を隠すようにドレスを箱に戻してクローゼットに片付けた


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