暗闇の先に…(続)


それから、少しずつ外に出るようになって人馴れしてきた頃



「陸斗、そろそろ学校行かないとヤバいよね?出席日数が気になる…」



そう、いつまでも休むわけにはいかないのだ



今は もう11月


二ヶ月くらい休んでいる



「まぁ、そこら辺は心配する事ねぇだろ。ユルい学校だからな。試験でいい成績取れば何てことねぇよ」




「そうなの…?」



陸斗は そう言うけど、それでも不安だ



「明日から学校行くよ。凛も心配してるだろうし…」



「ん、分かった。でも無理すんなよ?何かあったら電話しろ。すぐ駆けつけるから」



そうして、次の日から陸斗と一緒に学校に通う事にした


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