暗闇の先に…(続)
恐る恐る部屋へと向かう
そっと中を覗いて見てみると、何人も床に倒れていた
その部屋の真ん中に陸斗と輝真の姿があった
「さぁ、吐いてもらおぅか。てめぇら何処のモンだ?言え!!」
「クククッ流石は極心会の玖賀の息子。一人で乗り込んで来て、これだけの人数を…たった一人でやっちまうとはな。大したもんだ」
陸斗の奥にいるサングラスをかけた男性がタバコを取り出し火をつけ深く息を吸い込んだ
「ふー…ヤメだヤメ。俺ァこの件に関しては初めっから反対だったんだ。おい、玖賀の息子…名前は陸斗だったか。オメェ気を付けるんだな」
「どういう事だ?知っている事、全部話せよ。誰の差し金だ」