暗闇の先に…（続）
ギュッと目を閉じ衝撃に備える
「彼女は一般人ですよ。あまり乱暴な事をしない方がよろしいのでは？」
その言葉と同時に目を開けて恐る恐る美華さんの方を見た
美華さんの腕を掴み 止めに入ってる彼に美華さんは鋭い視線を向けていた
「あなた、私に逆らうの？逆らったらどうなるのか自分が一番知ってるわよね？」
乱暴に振り払い、美華さんはソファーに座り直した
「今日は、もう帰っていいわ。次は もうないわよ？自分の立場を弁（わきま）えなさい」
その言葉を聞いた彼は悔しそうに唇を噛み締め、部屋を出ていった
