暗闇の先に…(続)



昔…こうやって、お母さんが乾かしてくれていた事を思い出した



とても懐かしい感覚




「うん、乾いたわ。じゃあ、行きましょっか」



陸斗のお母さんと一緒に車に乗り、流れる景色をぼんやりと見ていた  



この時、隣に座る陸斗のお母さんが心配そうに私を見ている事に気付きもしなかった

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