暗闇の先に…(続)

「お疲れ様です。今、部屋に着きました。はい、分かりました」



電話を切ると私の右足に枷をつける



「この部屋で移動する分の長さはあるから安心しな。ただ、部屋から出れないって事だ。まぁ、逃げ防止だよ。必要な物があれば言え。買ってくるから」

 
鎖はベッドの足に繋がっていた



「お前も運が悪いな。何やらかしたんだ?ここに入ると言う事は、多額の借金か何かか?まぁ、知った事じゃないが覚悟はしとけよ。それと希望は捨てな」




男性と入れ替わりで、数人の男を連れて田辺さんがやって来た


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