七色の魔法使い#2~失われた輝きをもう一度~
「そっか……キャラデザしても良いよ」
「本当に!?ありがとう!」
輝一は、僕の手を両手で包む。
僕は、輝一みたいに優しい言葉をかけることは出来ないけど、僕が出来ることは全部するつもりでいる。だって、あの時輝一は僕に優しくしてくれたから……。
「……また俺の暮らす町に来いよ。その時、詳しく話そうぜ!」
「2人とも……妖魔がいます」
いつの間にか僕らの近くにいたアイビーは、辺りを警戒した。僕と輝一は、顔を見合わせると立ち上がる。その時、茂みから数匹の妖魔が飛び出した。
「……今から妖魔を含めた皆さんをフォルトゥナに転送します。戦闘準備を!」
そう言って、アイビーは呪文を唱える。景色が変わって、僕らの服も変わった。
「……っ!」
気が付けば、僕らは妖魔に囲まれていた。僕らだけで、倒し切れるか?大智は、回復担当だから僕と輝一とアイビーだけで。
「……仕方ありませんね」
アイビーはそう呟くと、片手を前に出す。光の放った弓を、アイビーは作り出した。
「僕は、剣も弓も扱えるんです」
そう言いながら、アイビーは弓に矢を番えると空に向かって矢を放つ。その矢は、数を増やして妖魔に降りかかった。
「……」
この攻撃だけで、妖魔の数はかなり減ったように感じる。
「本当に!?ありがとう!」
輝一は、僕の手を両手で包む。
僕は、輝一みたいに優しい言葉をかけることは出来ないけど、僕が出来ることは全部するつもりでいる。だって、あの時輝一は僕に優しくしてくれたから……。
「……また俺の暮らす町に来いよ。その時、詳しく話そうぜ!」
「2人とも……妖魔がいます」
いつの間にか僕らの近くにいたアイビーは、辺りを警戒した。僕と輝一は、顔を見合わせると立ち上がる。その時、茂みから数匹の妖魔が飛び出した。
「……今から妖魔を含めた皆さんをフォルトゥナに転送します。戦闘準備を!」
そう言って、アイビーは呪文を唱える。景色が変わって、僕らの服も変わった。
「……っ!」
気が付けば、僕らは妖魔に囲まれていた。僕らだけで、倒し切れるか?大智は、回復担当だから僕と輝一とアイビーだけで。
「……仕方ありませんね」
アイビーはそう呟くと、片手を前に出す。光の放った弓を、アイビーは作り出した。
「僕は、剣も弓も扱えるんです」
そう言いながら、アイビーは弓に矢を番えると空に向かって矢を放つ。その矢は、数を増やして妖魔に降りかかった。
「……」
この攻撃だけで、妖魔の数はかなり減ったように感じる。