結絵と蓮のハロウィンの過ごし方〈番外編〉
 すると、顔を赤く染め上げながらも、俺の方をみて、パァッとした笑顔を見せて来た。

 あーもうこの世界に結絵がいれば、なにが消えたって、絶望しない。

 でも、そのかわりに結絵が消えたら、大泣きして自殺すると思う。


 そんぐらい結絵が好き。

 言えないぐらい、おさまらないぐらい、ヤバイぐらい好き。


 そして、ギュッと結絵を抱き寄せた。

「どうしたの?甘えん坊蓮くんかな♪」

 ……なんだよそれ……殺す気かよ……
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