この声で、キミに「好き」と伝えたい。【編集中】
「仲間や家族を守ろうとするところは、昔となにも変わらないね」

「…そう?正直、…千歌には引かれると思った。俺…、見た目もこんなだし」

「そんなことないよ。なんでもかんでも人を殴るんだったら嫌だけど、豹くんは自分からは絶対に手を上げない。…そうでしょ?」


あたしがそう問いかけると、豹くんは照れくさそうに頬をかいた。


「まぁ…そうだな。だって俺、痛いのキライだしっ」
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