この声で、キミに「好き」と伝えたい。【編集中】
ママはまたしても、「娘がストレスを感じるようはことはない」と否定していたけど、…あたしには心当たりがあった。


いくら歌が好きとはいえ、ママからの圧のこもったレッスン。

優勝するたびに期待される、周りからのプレッシャー。

そんなあたしを疎ましく思う、同じ学校の生徒からの嫌がらせ。


長年のことで慣れていると自分に言い聞かせて、受け流しているつもりでいた。
< 287 / 898 >

この作品をシェア

pagetop