この声で、キミに「好き」と伝えたい。【編集中】
だって…声を失ったのも、ちょうど今と同じ夏休みの時期。


蒸し暑い日々、うるさいセミの鳴き声。

そのすべてが同じで、1年前の記憶がフラッシュバックする。


だけど、あのときは前から少しだけ喉に不調が見られていた。

それに、美歌からの暴言も今はない。


ストレスに感じることと言えば、衛斗の存在だけど、今やあたしを優勝に導いてくれるピアニストだと思えば、なんてことはない。
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