この声で、キミに「好き」と伝えたい。【編集中】
「謙遜ばっかするところは、昔と変わらないな〜。でも、千歌はすごいことを成し遂げてるんだから、もっと自慢していいんだよ」

「…自慢だなんてっ。ただ、歌ってるだけだから」

「その歌が歌えるのは、毎日の厳しいレッスンに耐えてきたからこそ。千歌はよくがんばってるよ。だから、自分に自信を持って」


ふにゃりと笑って、豹くんがそう言ってくれた。


10年ぶりに会うのに――。
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