ご縁婚 お見合い結婚のはずですが、溺愛されています?
そこからはお母さんが病院へ連絡を入れてくれて、ちょうど当直明けだった浩太郎兄さんが防水シーツを敷いた車椅子を持って来てくれた。
「破水からなんて、茉奈花は里美さんが茉奈花産んだ時と同じだな」
さすが、担当が違えど医者な兄である。
テキパキと見てまだ余裕がありそうだと判断するとサッと抱えあげて車椅子に私を乗せると押して病院へサクッと連れていってくれた。
入院バックも万が一と実家に持ってきていたので日奈子さんが持ってくれてスムーズだ。
時間は16時ちょっと過ぎ。
飛行機の到着時間がちょうどこの時間だった。
私は痛みの合間に繋がれと雅貴さんに電話をかける。
すると、三コール鳴る前に雅貴さんが出た。
「茉奈花、今羽田に着いたよ。どうかしたの?」
「お母さんのところにいてね、破水して今病院だからね。たぶん産まれるから病院へ」
私の言葉を聞くと雅貴さんは、電話越しに駆ける音がした。
「すぐ、すぐ行くから。茉奈花頑張れ!」
そうして、私は病院のLDRへ入ると待ち構えていた希代美さんの診察を受けた。
私を連れてきた浩太郎兄さんは、沙希ちゃんのお迎えのため頑張れよと言うと帰って行った。
「さ、痛みが引いたところで内診するからね」
希代美さんのキリッとした雰囲気は頼もしく、痛みが引いたところで内診してもらうと希代美さんが驚いて私に聞いた。
「破水は間違いないわね、それにだいぶ前から痛みがあった?子宮口の開きが早いわ。もう六センチ開いてるの」
私はその言葉にえ?と思う。
「お昼くらいから一時間に二回くらい鈍い痛みはあったけど、それくらいで。急にパチンてなってからはずっと痛いかなってくらいで」
これも私は痛みの中ふうふう言いながら伝える。
「破水からなんて、茉奈花は里美さんが茉奈花産んだ時と同じだな」
さすが、担当が違えど医者な兄である。
テキパキと見てまだ余裕がありそうだと判断するとサッと抱えあげて車椅子に私を乗せると押して病院へサクッと連れていってくれた。
入院バックも万が一と実家に持ってきていたので日奈子さんが持ってくれてスムーズだ。
時間は16時ちょっと過ぎ。
飛行機の到着時間がちょうどこの時間だった。
私は痛みの合間に繋がれと雅貴さんに電話をかける。
すると、三コール鳴る前に雅貴さんが出た。
「茉奈花、今羽田に着いたよ。どうかしたの?」
「お母さんのところにいてね、破水して今病院だからね。たぶん産まれるから病院へ」
私の言葉を聞くと雅貴さんは、電話越しに駆ける音がした。
「すぐ、すぐ行くから。茉奈花頑張れ!」
そうして、私は病院のLDRへ入ると待ち構えていた希代美さんの診察を受けた。
私を連れてきた浩太郎兄さんは、沙希ちゃんのお迎えのため頑張れよと言うと帰って行った。
「さ、痛みが引いたところで内診するからね」
希代美さんのキリッとした雰囲気は頼もしく、痛みが引いたところで内診してもらうと希代美さんが驚いて私に聞いた。
「破水は間違いないわね、それにだいぶ前から痛みがあった?子宮口の開きが早いわ。もう六センチ開いてるの」
私はその言葉にえ?と思う。
「お昼くらいから一時間に二回くらい鈍い痛みはあったけど、それくらいで。急にパチンてなってからはずっと痛いかなってくらいで」
これも私は痛みの中ふうふう言いながら伝える。