5年越しでも俺の気持ちは変わらない
「もう完璧な子の周りにはハイスペック野郎しか集まらないってか! ちくしょー」
「そんなことないって…」
完璧って言いすぎだよ、笑
まあいつも見てくれてる人からそう言われるのは嬉しいけどね。
周りにいる人がハイスペックなのは事実かもしれないけど…
「よしできた!」
「ありがとう!」
「はーい 今度また話詳しく聞かせてね? ニヤ」
こりゃ今度根掘り葉掘り聞かれちゃうな、、
倫也の詳しい話はまだしてなかったし。
別にやましいことがある訳でもないのに身構えちゃう。
ってそういえば倫也もリビングで着替えてたんだった!
「倫也ー、着替えは終わった?」
「あぁ終わったよ」
なぎちゃんと話してて時間かけちゃったから待たせたかな、
そんなことをおもってリビングに入る。
「……っ」
扉を開けて目の前に立ってる倫也を見てびっくり、、
「きゃー! 似合う!」
「あ、どうも…」