純愛ココア

「何かいいことでもあった?」


「えっ」


やばっ、ニヤけてたの見られてたんだ。


それは、
先輩に会えたからです♪

なんて、

言えないよ〜



「お〜い、隆弘っ!ちょっとまてよ…って、あれ?」


「…チッ」


……舌打ち??


「あれぇ〜?この子…ここ…ぐぇっ」

「勇治ウルサイ」


何か言おうとしてたこの人に、いきなり先輩の肘打ち。

二人は仲いいのかな?


「こんにちは」


あたしは、とりあえずニッコリ挨拶をした。


「こんちわ♪俺は勇治。隆弘の親友♪」


そうなんだ〜

「…瑠璃ちゃん、こんなヤツに挨拶いらないから」


「ひどいっ!隆弘っ」



先輩?なんだか拗ねてる?



…かわいいんですけど。







< 16 / 61 >

この作品をシェア

pagetop