純愛ココア
「ちょっと、瑠璃!!」
こんなあたしを見て亜矢ちゃんが言ってくれた。
「…考えすぎ!あたしは何度も瑠璃に助けられたんだよ」
亜矢ちゃん…
「あのね、みんな最後は自分で決めるんだよ?
あんたはそこまで気にしなくていーの!!」
「言葉はね、難しいから…伝わらない事もあるかもしれない。
でもね?自分の気持ちが大切なんじゃない?」
あたしの気持ち…
「ね、ずっと隠したままだと、パンクしちゃわない?あたしキャパちっさいしさぁ」
うん…わかる気がする。
あたし達は顔を見合わせて笑った。